News / 東京コレクション

「YOSHIKIMONO」2016春夏コレクション

Share this post

X JAPAN のYOSHIKI が2011年に初めてファッションブランドを発表し、今回が初のコレクションデビューとなることで注目を置かれた。

今回の内容、古来からの日本の伝統的な着物スタイルに世襲しすぎず、デコルテ部分の露出から帯・裾までの広がり方までかなりの着崩しと、網タイツ、ハードブーツ、ブラックマスクなどロック調アイテムを取り入れ、カラーは赤、ブラックをメインに独特な妖艶さを演出。また、海外モデルを採用するところから、ウエスト部分が高い位置にある人でも見栄えのする、高度なデザイン性とスタイリングを実現した。

ファッションと音楽をかけあわせ、世界へ発信するための新しい着物スタイルを作りたかったと本人の言葉からもあるように、海外・世界で魅了させ、着物を浸透させるために思い切った内容となった。日本の文化・着物の世界観をグローバルに伝えるために、今や世界的アーティストYOSHIKIほどその役割に適した人はいないのではと思えるほど。

ファーストルックの登場から奏でるピアノ曲「月光」の生演奏により厳かな空気感を自ら演出できるのもYOSHIKIしかできない技。デザイナーYOSHIKIのデビューとなった今回の東京コレクションの成功により、世界進出への期待が高まるが「ファッション」においても日本文化の浸透へ貢献することは間違いない。

YOSHIKIMONO

アーティストYOSHIKI氏が創造するKIMONOブランド ”YOSHIKIMONO” は、実家が呉服屋だったYOSHIKI氏は、日本の伝統文化である着物を世界中に紹介したいという強い信念のもと、京都の老舗着物メーカー スコープココの加納圭悟氏との出会いにより、自らのキモノブランド「YOSHIKIMONO」を立ち上げた。

2011年3月に国立代々木競技場第一体育館で行われたアジア最大の音楽とファッションのコラボイベント「ASIA GIRLS EXPLOSION」で初めてお披露目となる。2015年10月メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京において本格的にコレクションデビュー。

Related stories